以前にこちらの記事でも紹介した通り、私は昨年末くらいからSteamの音ゲー「音灵INVAXION」にかなりハマってしまっている。
ゲーム内容はかなり素晴らしいにもかかわらず、あまり注目されていない(特に日本では)ため、ぜひともこのブログで紹介したいと思いこの記事を書いている次第だ。
INVAXIONを
これだけの時間プレイしてみて、一体このゲームの何が面白いのかをしっかりお伝えできればと思う。
1.物理キーを打鍵する爽快感
現状、音ゲーはスマホアプリで無料でプレイするのが当たり前な時代になっている。
しかし、スマホアプリでは決して味わうことが出来ないのが、物理キーを打鍵するときの爽快感だ。
スマホでは画面をタッチすることしか出来ないため、ボタンを押している感覚は一切感じられない。
ひどい時には、確かに画面をタップしたはずなのに、ゲーム内ではMiss判定となってしまい、不快感を感じずにはいられないことさえある始末だ。
それに、スマホアプリではボタンが存在せず、画面も小さいため、2本指でプレイするのがせいぜいだ。
そのため、2本指操作にある程度慣れてくるとかなりマンネリ化し、なかなか上達が実感しにくくなる。
この対策としてスマホアプリ製作者たちはフリックや変な場所をタップさせるなど、新感覚の操作感をアピールして上級者に訴えかけるが、そのどれもが誤判定の温床となり、気持ちよく音ゲーをプレイすることを阻害する要因となってしまっている。
INVAXIONはPCのキーボードを使用するため、誤判定や奇妙な操作感などの心配は一切ない。
また、ゲームプレイに関しても4k(4本指),6k(6本指),8k(8本指)のいずれかとなっており、使用する指が2本増えるだけで難易度はかなり上昇する。
その分、上達による伸び代も大きく、上達により感じられる達成感や喜びもまた大きい。
さらに、物理キーの打鍵による爽快感は、メカニカルキーボードの使用によって何倍にも増幅される。
私はたまたま以前からこちらのキーボードを使用していたが、もしノートパソコンのようなベコベコのキーボードを使っていたら、このゲームにこれだけハマることはなかったかも知れない。
メカニカルキーボードは他のSteamゲームでも大活躍し、ゲーム以外の作業を行う際にも大いに役に立つので、INVAXIONの魅力を最大限に引き出すためにも良いキーボードを揃えておくことをおすすめしたい。
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2.古き良き音ゲーの雰囲気
スマホアプリの無料音ゲーは、一般受けを狙ってかアイドル楽曲などが多い。
これに対して、INVAXIONはbeatmaniaやDJMAXを思わせるようなスピード感のある音ゲー向きの楽曲が多い。
楽曲に関しては個人の好みもあるので何とも言えないが、私個人としてはスマホのものよりもかなりINVAXIONの方が好みだ。
ちなみに、INVAXIONは中国製のゲームなので、中国の楽曲が多いように思えてしまうが、実際にプレイしてみると日本の楽曲がかなり多くて驚く。
上記動画のような楽曲よりは、アイドルモノの方が好きな場合は、INVAXIONよりもスマホアプリのバンドリをおすすめしたい。
スマホの音ゲーの中には楽曲の追加に課金が必要なものも多いが、バンドリは無料で膨大な数の楽曲をプレイすることが出来る。
また、スマホの音ゲーはスタミナ制を採用しているものが多く、高難度の楽曲を2,3曲プレイすると何時間か待機時間が発生し、連続してプレイできないものが多い。
バンドリは特に制限なく何回でも楽曲の練習が可能だ。
無料でプレイできるスマホアプリの中ではかなり音ゲー好きに向いたアプリに思われる。
もっとも、私はあくまでスマホアプリよりはINVAXIONをおすすめしたいところではあるが・・・
3.アップデートが頻繁にある
正月を挟んでいるにもかかわらず、配信開始からこの記事を書いている現在まで、毎日アップデートが行われている。
Steamレビューの不満点は直ちに解消され、ゲームを起動するたびに新しい楽曲や難易度、ゲームモードが無料でアップデートされている。
これが誇張でないことは実際に自分の目で見て確かめてほしい。
https://store.steampowered.com/news/?appids=921630
ついでに言うと、現在公開されている楽曲は30曲あまりだが、Steam実績にこんなものがある。
DLCであることが予想されるものの、どうやら相当量の楽曲追加が予定されているようだ。
一つのゲームをしっかりメンテナンスし、更に良くしていこうという姿勢は、量産して捨ててばかりいるどこぞのスマホアプリ運営者にも見習ってもらいたいと思うばかりだ。
4.オンラインのランキングがモチベーションになる
INVAXIONの楽曲のスコアは、楽曲・難易度別に常にオンラインでランキング付けされている。
現在、残念ながらINVAXIONのユーザー数はそれほど多くないために、比較的簡単にトップ100入りする。
そのため、好きな楽曲や得意な楽曲などのランキングを上げていくことがかなりのモチベーションに繋がるのだ。
ちなみに私は音ゲー初心者だが、何とか3位までは取ることが出来た。
使用する指の本数が多い場合などは、ミスだらけでも案外ランキング入りしたりする。
上位ランカーが満点であふれかえるようなトンデモな状態にはなっていないため、実力が付くとランキングに如実に反映されることになる。
プレイヤー数の少ない今のうちにランク上げの楽しさを堪能しておくのことはとてもおすすめできる。
5.低価格
INVAXIONはフルプライスでも1200円、セール時には800円程度とかなり安い。
面白くなかったらどうしようと、悩むほどの価格ですら無い。
今後楽曲追加のDLCを連発される可能性もありそうではあるが、INVAXION本体は内容と比較してかなり安いことは確かだ。